数学の難問「最高水準問題集 特進 中1数学」を親子で解き進める
こんにちは、きゃしこです。
公立中学に通う1年生の息子に数学を考えて解くための力をつけさせるために、夏休み初日に書店で市販の問題集「最高水準問題集 特進 中1数学」を一緒に選んで買ってきました。
コンパクトなA5サイズでサラサラとした上質な紙に単元別に良質そうな問題がシンプルにぎゅっと掲載されています。本書のねらいのところに、難関高校をめざす皆さんの実力錬成のための良問・難問をそろえました、とある通り、明治学院高校や東京・巣鴨校などの偏差値の高い学校の高校入試の過去問も交えてあります。また解答と解説は簡潔ながら各問題の考え方や解き方が分かりやすく記載されています。なお、難しい問題には下の欄に考え方のヒントが一文ほどで書かれているので、お手上げのときもすぐには解答を見ずにヒントを読んで、うーん、と自分の頭で考える猶予を与えてくれています。
中1の最初は正負の式で難しい計算問題がずらりとあります。難しいですが、時間をかければなんとか力づくでできる感じでした。自分で計算した後に解答のお手本のやり方と自分のやり方を見比べて計算問題の間違いを起こす可能性を少なくするためにはこうして式を作って変換していけばいいのかと納得したり、なかには初めて見る公式などがあって、ふーん、こうすれば簡単に解けるのかと思ったり、学ぶことがありました。
文章題となると問われていることを理解するのに一苦労です。数学も読解力が必要だと痛感します。問題が難しいこともあり、分からないと息子はあきらめがちなので、少しでも粘ってほしくて私のほうで1問1ページとなるようノートを作りました。問題をコピーして、1問ずつ切り取って、ノートに貼って1問につつき1ページあるいは見開き1ページにしました。こうすることで、他の問題が視界に入らず、とにかくその問題に集中してノートの余白に参考図を書いたり、手を動かしながら問題を解く手がかりを自分で探していってほしいと願ってのことです。
まだまだ息子のことが信用できず、あれやこれやと手をかけてしまいます。息子は分からないと解答の解説を読んで分かった気になっていますが、後日もう一度問題を解いてみようとさせると全く手が出なかったりするので、分からない問題は私も一緒に図を書いて一緒に解くようにしています。
このままでは自分の頭で考えて自分の力でしようとするやる気がなくなっていってしまうのではないかと心配ですが、かといって放っておくと何も習得しないまま日々過ぎていってしまいそうな気がします。
塾に入れてしまえば私自身も楽になるし、息子も効率よく学習できるのではないかと度々頭をよぎるのですが、一緒に勉強して過ごす時間も悪くはないかなともうしばらく自宅学習を模索しようと思う今日この頃でした。
親子で一緒に勉強するにあたってのお役立ちアイテムを次回ご紹介します!