中学受験のメリット、デメリットを考える。公立中に通う息子を振り返って。
こんにちは。
うちには中学受験をしなかった公立新中2年の長男と中学受験を検討している新小4の長女がいます。
公立中に通う長男
この1年間、公立中に通う息子の学習および生活態度を見ていて、中学受験をしなかったこと、つまり、中学受験をするための生活(勉強、努力、目標を持つなど)を送らなかったことで、今抱えているメリット、デメリットを考えたいと思います。
《メリット》
・公立らしく多種多様な友だちに恵まれている
・家の近くに遊び仲間がいていつも遊べて楽しそう
・小学校が一緒で別の学区の中学に行った友だちとフラットな関係で今でも遊びに出かけられる
・頑張って学習すれば中学校で成績上位に入れる
・まだまだ自分はできると前向きである
・難関高を目指し勉学に励む優秀な友だちから刺激を受けられる
・プレッシャーがなくのびのびと生きている様子である
《デメリット》
・小学校のときに自宅学習の習慣がなく、未だに習慣化するのが難しい
・模試判定や塾などで成績の現実を突きつけられた経験がないため、志望校に行くことの難しさを分かっていない(自分が思うほど世の中甘くないことが分かっていない)
・見通し、計画を立てて物事を進めようとしない、苦手である
(本人の性格によるところも大きいと思いますが、)中学生活をのびのび楽しく生きている様子です。また、勉強面では前向きに取り組める環境だと思います。ただ、親としてはもう少し緊張感を持って、学習にシビアに向き合って欲しいです。
ときどき、私は息子にやる気を出させるための会話をします。
私的にはそのつもりです。
勉強中の息子に、その意味を思い出させるために。
○○高校(難関高)に行きたいの?
うーん、東大じゃなくても良いかも。
うん、東大じゃなくていいと思うよ。
俺、将来、何したいんだろう。
今日みたいな毎日送りたい。
昼前に起きて、高校野球見て、夕方友だちと7時過ぎまで遊んで…?
…。サラリーマンにはなりたくない
起業できるよう、今は勉強しなよ。
…、だね。
中学受験を検討する長女
春から小4になる長女は、周りのお友だちで受験に向けて塾に入ったり、友だちの兄、姉の私立中学の合格の話を聞いて、私立中学に行くとどんないいことがあるのかな、と思っている様子です。
また、受験することの大変さは2クール前のドラマ「2月の勝者」で見て少しは分かっているみたいです。
受験勉強、私立中学への憧れはなんとなくあるものの、どのくらい勉強しなくてはいけないのか、自分にやり切る力があるのかそのへんがわからないと思っている様子です。
近所に良さそうな私立の女子校があり、娘は女子校を希望していることもあって、興味があるようです。その女子校はコロナ前は文化祭や音楽祭みたいなものがあって、確か、小学生が見学に行けたと思うので、そういう機会にどんなところか見られるといいなと思います。
また塾とはどんなところか、ドラマで見たままのところか、夏季の短期講習や体験教室に行ってみるのがいいかなと思います。
全国統一小学生テストを受けてみるのもいいですね。成績云々もありますがテストをすることが娘にどれほどプレッシャーになるのかそういう環境に今現在身を置ける性格なのか適正が分かるかなと思います。
受験したい学校があるかを確認、塾や模試を体験してしみる、ことから始めたいと思います。
ただ、中学受験する親の覚悟は今のところありません💦
情報を集めてゆっくり検討したいと思います…
長女にとっては受験するかも、というのはとても良い刺激になっているみたいです😊
中学受験しないから勉強はほどほどでいいんだと思うより、中学受験するかも、ちゃんと勉強しなきゃという気持ちの方が、しっかり者の長女には合っているのかもしれません。
そもそも中学受験できるのは幸せなことですものね。