公立中学の授業英語では英文法が足りません💦
こんにちは、きゃしこです。
わが家の中1息子の英語の勉強法についてご紹介します。
息子は公立中学に通っています。塾なしで自宅学習はZ会のタブレットを頼りに勉強しています。
公立中学校の英語の勉強の進め方はどこも同じでしょうか?
うちの息子の中学では英語の教科書は光村図書の「Here We Go!」を使っています。
主たる登場人物は中学生の数名で、中学で知り合って自己紹介をしたり部活動を見学して選んだり、夏休みの予定を聞いたり報告したり、単元ごとにストーリーが進んでいきます。
また、教材として正進社の「英語ラボ」というワークブックを使っています。こちらはおもに文法や言いまわしの表現を理解するためのものと思いますが、ひと昔前の?いわゆる型をきっちりパターン化して覚える参考書ではなく、イラストを見てイメージしてすでに知っている文法を少し変えて表現する、練習してみる、という内容になっています。
息子の様子を見ていると、おそらく今どきの中学での英語は英文法をがっつり叩き込むことをしないようです。以前、同じ心配をブログで書かせて頂きました通りです。
つい先日も息子に「今学校で何習ってる?can?、現在進行形(いまなになにしているところです)?、それとも過去形?」と聞くと…、
「うーん、この前I did.って答えたけど、wasが出てくるやつ?過去形習ってるのかなぁ、分かんない」となんともあいまいな返事が。
過去形がどんなものか、体系的な理解ができていないようです。
こんなときは英文法の参考書を持ってきて「過去形」の単元を開いて、
・過去形とはどういうものか
・どうやって表現するのか(動詞が活用されることで成る)
・どんなパターンがあるのか(be動詞、一般動詞(規則と不規則変化))
書かれている内容をもとに大枠を理解させます。
お母さんが一緒に参考書を音読するだけでOKです。
個人的にこの作業(↑)がすっごく大切だと思うんです。
ことばで言うだけでは足りなくて、やっぱりちゃんとしたサマリーとしてまとまっている参考書が必須です。部分的に忘れたときに見返して戻れる場所が必要です。
これから何の勉強をするのか見通しを持たないと頭のなかがグラグラなんです。
見通しが立ったところで、つづいてZ会のタブレットで「過去形」の単元を勉強します。ここの映像授業は頼りになります。熟練された先生が過去形についてきっちり分かりやすく説明してくれます。Z会タブレットには映像授業のあと、リーディングやライティングの訓練もあるので学習のインプットとアウトプットをスムーズに行うことができます。
さらに知識を定着させるための演習にもってこいなのが特進の英語です。
たとえば過去形(規則動詞)という単元では、よく使う単語(call, useなど)を過去形にせよという問題や、現在形の文章を動詞を変形させることで過去の文章にする、また、過去の肯定文を過去の否定文にするなど、とにかく過去形にすることを目的としたシンプルな演習の数をこなしていきます。見開きいっぱい問題となっていて、ひたすらアウトプットに徹しています。ごちゃごちゃとした説明などないのが潔いです。
解答冊子では分かりやすく説明してくれていますのでご安心ください。
もしかすると、授業中に先生のほうでしっかり英文法を体系化して教えてくださっているのかもしれませんが、学校からの配布物にそれっぽいテキストがないので、ときどき不安になってしまうのでした。