中1息子、「ふくしま式本当の国語力」で国語を得意科目にしたい(2)
こんにちは、きゃしこです。
中1の息子は国語の読解問題の苦手意識をなくすため、いえ、自信の持てる分野にするため、ふくしま式「本当の国語力」が身につく問題集に取り組んでいます。
著書である福島隆史先生は小学校教師を経て私塾を開き、バイトをしながら教育関連の主張をメルマガでつづけ、それが編集者の目にとまり、お声がかかって『「本当の国語力」が驚くほど伸びる本』が出版されてベストセラーとなりました。その後、塾の生徒数も増えてふくしま式の国語の勉強法がさまざまなメディアで取り上げられ有名になられたそうです。
ふくしま式シリーズは小学生向けの問題集ですが、この問題集の目指すところは「考える力」を伸ばすための本質的技法を学びトレーニングするというものです。ここでいう「国語力」「考える力」とは何か。といいいますと、下記3つ。
①言いかえる力・・・
同等関係整理力 (抽象化は意味を広げる、具体化は意味を狭める)
②くらべる力・・・
対比関係整理力(反対語、否定表現、対比には観点の統一が必要)
③たどる力・・・
因果関係整理力(原因と結果)
どこかで聞いたことありますか?
これ、今春放送されたテレビドラマ「ドラゴン桜」で、国語のクセ者教師の太宰府治先生(役 安田顕さん)が 全ての教科に役立つ「読解力」についての特別講義で言われていたことです。
※ドラマのなかでふくしま式が引用されたということです。当時息子はこのドラマのこのシーンを見たとき、ふーん、なるほど、といった様子でした。
ところでふくしま式の問題集はいろいろ出ていてどれを選べばいいか悩むところです。
書店に行きパラパラと中身を確認して、まず最初に与えたのが「本当の国語力」が身につく問題集小学生版ベーシック。こちらは最も基礎となっています。
中身は見開き1ページでひとつのパートとなっていて、学習内容が明確に細分化されており、一つずつしっかり取り組んで次に進みます。
ひとつひとつは難しくないので国語に苦手意識のある息子でも途中で挫折せず終えられました。
また、ページを進めていくことは単なる積み重ねではなく、整然としたステップになっており、おそらく中1でもそうなんだーと初めて再確認できたことが多く、知識欲が満たさて飽きるということもありませんでした。
反対語を覚えようというパートでは45組とかなりボリュームがありました。
たとえば、どうちがう?(抽象的な対比を具体化する)というパートでは、文章を書くときに、たとえば、という始まりにしたとき自分の体験したことや思っていることが内容に表れて具体的なものになる、と息子の解答を見て痛感しました。
この小学生版ベーシックは120ページほどの問題集で、2週間ほどで終えることができました。
息子の感想としては、簡単な内容だけどそうなんだーと納得できることが多くこの勉強は今すぐ力がついた実感はないけどいつか役に立ちそうだな、という感じだそうです。
これにて終了というわけにはいかず、次に取り組みましたのがこちら。「本当の国語力」が身につく問題集2です。詳しくは次回のブログにてお話しします~!
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