きゃしこのひまログ

東大卒母の3人の子育て記録です。

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中1息子、「ふくしま式本当の国語力」で国語を得意科目にしたい(1)

こんにちは、きゃしこです。

 

これまでZ会の学習メリットをつづけてご紹介してきましたが今回は市販の問題集「ふくしま式本当の国語力が身につく」シリーズについてお話したいと思います。

 

なぜ中1の息子がこの問題集をすることにいたったかといいますと…。

9月に中学校の定期テストの国語の試験を終えたあとにがっくり肩を落として帰宅して「俺、読解問題苦手」とあきらめ?の一言。

 

えー!?そうなの~(^▽^;)と焦る私。

そういえば夏休み期間に数学と英語は少し難しめの市販の問題集に取り組んでいたのですが、国語は手をつけていませんでした。

というより、国語を勉強するという発想がありませんでした。

 

しかし本人が苦手というからには放っておけない、苦手意識をなくしてもらわないと

 

それにここのところ国語の大切さを説いている場面に出くわすことが2度ありました。

一つはZ会の保護者向け情報誌のなかで大阪大学名誉教授の加地先生いわく、「学ぶ」とは何を目指すことなのか、ひとつは国語が大切である。

言語の論理化ができてこそ初めて数学や理科ができる、<学ぶ>とはまずなによりも国語の十分な理解をするということ、とおっしゃっています。

 

もうひとつが東大を目指す漫画「ドラゴン桜2」でも国語の大切さは出てきました、ドラマでも。

国語の太宰府治先生が言うには、「国語は科学」であり「創作は建築学」だと。

「国語は科学です! 科学である以上 合理的 論理的に解析し 帰結を導き出すのです」また、読解力=キーワードを使って「要約する力」であると。

 

そこで要約する力を鍛える問題集はないか調べましたが、息子にはハードルが高そうなものばかりで苦手意識をなくすよりむしろ嫌いになってしまうかも…?。

 

とっかかりが簡単ででも本質をついたものはないかと調べたところ、行きついたのがふくしま式「本当の国語力」が身につく問題集シリーズです。

 

こちら小学生向けの問題集ではありますが、中学生や高校生も勉強になると評判が良かったので、だまされたと思って(?)試しに1冊購入してみました。

 

シリーズのなかでも最も初歩と思われる小学生ベーシック版にしました。息子が途中で挫折しないようにまずはやりきらせて自信をつけさせたかったので。

 

ページをめくると、長文読解のような複雑な問題はなく、ほとんどが短い語句・文・文章を組み立てる問題で非常にシンプルなつくりになっています。これなら国語に苦手意識のある息子でも取りかかれそうな感じです。  …つづく

 

Z会中学生タブレットの良いところ(4) 3年分の単元がオープンカリキュラムであること

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Z会中学生タブレットを中1の息子が半年間使用して良かったと思ったところを今回もお話しします。

 

タブレットに中学3年間分の内容がすべて配信済みという点です。

毎月インストールする手間が必要ないのと、自分のペースでどんどん先へ進められるのと、弱い分野はいつでも戻って勉強しなおせることがありがたいです。

 

Z会のウェブサイトにはこのように記載されています。

3年分の単元が、ご入会時から学び放題(オープンカリキュラム)。学校の進度や勉強の計画に合わせて、進んだり戻ったりできます。学年に縛られずに強化したい単元を選んで学習できるので、定期テスト対策や予習復習も自由自在。教材ありきではない、「あなた主体」の学習が進められます。

 

息子は小学6年生のときに、Z会タブレット小学生版を使用していました。

小学生版はオープンカリキュラムではありませんでした。

毎月20日ごろに翌月分が配信されまして、息子には課題提出なども含めて9月分なら9月内に終わらせようというやり方で学習を進めました。

 

息子が小学生の頃は、私は学習内容や学習姿勢を監視(?)しておりませんでしたので(^▽^;)、どんな進め方をしていたのかしっかりとは把握できていませんが、月末集中型の短期決戦といいますか、消化試合になっていたように思います。。。

提出課題の点数もかない悪い点数を取ることもありました。

 

中学生になってからは、学校の授業で進んだ分の単元をおもに復習としてZ会タブレットを使用しています。

同じ内容を学んだ近い時期に覚えなおすのと、また別の解説者からのことばから聞くと、さらに深い理解につながっているのではないかと思います。

特に数学や理解は学校の内容とZ会の内容がしっかり一致しやすく、復習するために取り入れやすいです。

 

一方で国語は教科書に準拠しているわけではなく、国語の基礎力を段階的にのばしていくための独自のカリキュラムだと思われます。

 

たとば、中1のカリキュラム前半はこんな感じです。

単元1 根拠を考えて解く
単元2 小説:場面と気持ち
単元3 説明文:話題をつかむ
単元4 説明文:指示語
単元5 小説:心情を表す言葉

教科書になぞらえておらず、文章を読むうえで大切な要素が単元ごとに説明されています。

また先生の動画は5分~10分とたっぷり時間の長い内容になっています。

この手の内容は一度聞いただけにしないで、数か月後半年後などに、改めて聞くことにより理解が深まると思います。

 

話がかわりますが、息子は夏休み明けから、国語力アップに向けてふくしま式の問題集に毎日取り組んでいます。ある程度国語力が鍛えられたあとで、改めてZ会の国語を単元1から取り組ませたいと思っています。

 

Z会のオープンカリキュラムだからこそ、いつどの箇所を学ぶのも可能で、何度取り組んでもよいですし、そのような学習スタイルを早いうちから身につかせることは弱点をほったらかしにしないことになると期待しています。

 

 

 

Z会中学生タブレットの良いところ(3) 英語のスピーキング&リスニング学習ができる

前回につづきまして中1息子がZ会中学生タブレットを半年間使って良いと思ったところをお話しします。

英語におけるスピーキング&リスニング学習についてです。

 

私が中高生の頃は英語学習において英語の音に触れる機会はとても少なくて、上手に英語を話そうというような雰囲気はあまりなかったように思います。

むしろちゃんと発音するのがちょっと恥ずかしいという感じでした。

しかし、そんななかでも特別に英語が好きな友だちがNHKラジオ講座を毎朝聞いていて、その子の英語の発音は他のみんなと違ってとてもきれいでした。

 

英語を話す、聞く力を養うにはどのような学習方法が良いのでしょうか。正しい音を聞いて発音練習をするしかないと思われますが、Z会タブレットの英語学習では英語の音に触れる機会が非常に多く、また正しく発音させるトレーニングも盛り込まれています。

 

Z会タブレットの英語学習の流れは、be動詞、can、などの単元ごとに分かれています。

その単元ごとに、最初にスピーキングとリスニングの演習からスタートします。

めあての文法が使われている英文を実際に聞いて、口に出す「Speaking&Listening」に取り組みます。ここでは30秒ほどの会話を聞きます。

つづいてスクリプト(英文おこしたもの)と日本語訳を見ながらリスニングします。

そして単語の発音練習に進みます。このとき発音のコツが丁寧に記載されています

 

発音練習の際には音声認識機能によって自分の発音が正しいか正しくないか判定されます。

正しい発音ができるまでお手本の音声を再度聞いて、また自分で発音して繰り返しトライします。

 

音声認識は素晴らしい機能です。

正しく発音できるかゲーム感覚で試せるので楽しいですし、正しく発音できたときは認められた!とうれしいですし、何より自信につながります。

これで合っているんだ、と自宅でひとりでの学習においてでも迷わず一歩一歩進めていくことができます。

 

ちなみに…、6月に息子は「They are two languageges,too.」がどうしても何回トライしてもクリアできませんでした。

最初の発音がZと認識されたり、Dと認識されたり。(自分が話した英語がどのように聞こえたか、単語が画面に表示されます。)

実際に息子の発音を聞くと、theyは正しく言えていませんでした。

そのときはあきらめてとばして次に進んでいったのですが、1,2か月ほどたって私が忘れたころに

「お母さん、俺もうThey are two languages,too.言えるようになったよ」

と息子が誇らしげに言ってきました。

theyがクリアできなかったのが悔しかったようで、ときどきその箇所に戻って練習して発音を試していたようです!

息子のtheyの発音を実際に聞いてみるとちゃんとtheyが正しく聞こえました。

一日、二日ではなしえなくても、あきらめず、立ち戻って何度も練習することで発音できるようになったようです。

 

また、息子が英語を勉強しているときは常に息子が英語の文章を声に出しているのが聞こえてきます。

これはZ会タブレットでの学習に限らず、市販の問題集に取り組んでいるときもそうです。

誰かにアドバイスをもらったわけではなく、自然と声に出しているようで、英語は発音しながら学習するというスタイルが身についたのかもしれません😌